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6年前 - 2019年3月18日
KAI.S

iPhoneからiPadに写真を一方通行で転送したい【iCloud】

iPhoneとiPadの2台持ちをしている方なら1度は考えたことがあるはず。

iPhoneに写真がもう入らないから、自動でiPadに転送されないかなあ。」

iOS端末で写真を共有するツールとして、Appleのクラウドサービス「iCloud」が用意されているのはみんなご存知でしょう。

iCloudで写真を共有するとどうなる?

iPhoneとiPadとiCloudの関係を示すと、以下のようなイラストになります。

左下がiPhone、右下がiPad。どちらもiCloudをONにしていると仮定。

iCloudをオンにすると、デバイス上の写真が自動的にiCloudにアップロードされ、そしてiCloud上の写真が自動的にダウンロードされます。

つまり、iPhoneとiPadの両方でiCloud共有をすると、実質的に両デバイス間の写真を共有することができます。(デバイス間を点線で表現したのは、このためです。)

問題解決になっていない?

iPhoneとiPadをiCloud共有すると、写真が共有されるというのは前述の通り。「なるほど。。。あれ?おかしくない?」と思った人もいるはず。

両デバイスの写真が共有されるということは、iPadで撮った写真はiPhoneにもダウンロードされるということです。つまりは、冒頭で述べた「iPhoneの写真をiPadに自動転送したい」という問題の解決にはなっていません。

残念ながら、iCloudには“アップロードのみ”や“ダウンロードのみ”の指定をすることができません。

iPhoneからiPadに一方通行で送信するには

残された手段は、“手動”しかありません。現時点で筆者が考えられるのは以下の2つの方法です。

  • iOSのAirDrop機能を使って、iPhone→iPadに写真を転送
  • Google Driveなどの外部のクラウドサービスを使って間接的に

AirDrop機能を使った方法

写真アプリで送信したい写真を選択して、左下の共有ロゴをタップすると、AirDropの欄が表示されます。※受信側(iPad)でAirDropを受信できるように設定しておいてください。

AirDropは、標準写真アプリ以外でも利用可能。右のような共有ページが表示されれば基本利用できます。

2タッチで共有できるので、手動ではあるものの、楽に移動できます。

クラウドサービスを使った方法

Google Drive、Dropboxなどのクラウドサービスを使った方法があります。これらのクラウドサービスのiPhoneアプリの機能に「写真の自動バックアップ(アップロード)」機能があります。

この機能を活用すれば、自動的にiPhoneからクラウドに写真がアップロードされ、手動でクラウドからiPadに写真をダウンロードすれば、実質的にiPhone→iPadへ写真の転送が可能となります。

写真の自動バックアップ設定についてはこの記事では割愛します。

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